
幼なじみ
【第1話「4角関係」】美里、千絵、浩二、雄介の4人は幼稚園の頃から高校まで何をするにも一緒で、とても仲の良い幼なじみであった。男女の粋を越え、固い友情で結ばれていた4人であったが、思春期を迎えると共に、互いを男女として意識し始めてゆくのであった。高校を卒業と同時に美里が東京に行き、一度はバラバラになってしまった4人であったが、その5年後、美里が東京に戻り4人の関係は大きく変化していくのであった。【第2話「旅立ち」】浩二に失恋した千絵は深く傷ついていた。千絵が一番ショックをうけたのが、浩二と恋の成就を応援していた美里が実は浩二に恋していた事実を知ったからである。美里にも浩二を取り返してやると言った千絵だが、言った自分にも虚しさを感じていた。そんな千絵を優しく慰める雄介。実は雄介は昔から千絵に恋していたのでる。普段から自分を主張できない雄介は千絵にも自分の気持ちを伝えられずにいたのだった。そうとも知らず千絵は・・・。 / 幼なじみ