痴漢電車 乳房がゆれる
下町のスナック「ブルー」に時々集まって隅の方で密やかに酒を飲みかわす三人の男がいた。田中祐治(23)、佐々木一郎(28)とこの店の主梅田哲(35)の三人である。彼等三人の共通の話題は電車内での痴姦であった。たまに集まっては自分たちの密やかな趣味について語り合うのであった。特に、主の梅田はよくしゃべる男であり、ある事ない事を適当に話し、中には完全に嘘とわかる様なことでも平気で口にしては楽しんでいた。今日はいつもと違い一人の女性が三人の中に加わっていた。近藤恵美という二十四才の女性で電車内での痴姦が縁で佐々木一郎と知合い、結婚することになったというのである。梅田が早速二人の出会いや、恵美の痴姦体験など、相当際どい質問を繰り出すのだが恵美は屈託なく、丁寧に返事をするのであった。佐々木と恵美の出会いは少し変っていた。恵美は興奮するとクシャミをする癖があって、その時はそれが止まらず困っている彼女を見兼ねて介抱してやったのが付合いの始まりとなった・・・。併し、恵美が店に入ってきた時、田中祐治は心臓が止まる程驚いた。佐々木に婚約者だと紹介されても恵美の方は平気な顔をしていた。一年前まで、恵美と祐治は一緒に暮らしていた・・・。二人の出会いも電車の中だった。ある日の満員電車内、祐治の前に可愛いい女の子が立っていた。早速祐治が手を出そうとすると、先に女の方から手を出してきたのだ。暫く祐治は気付かない振りをしていたが、突然、彼女は祐治の財布を抜き取り逃げようとした。祐治はすかさず女の手をつかみ“声をだすとサツにつき出すぞ”と脅し、彼女を存分に痴漢した。それが祐治と恵美の出会いであった。その日、祐治は彼をつける恵美に気付いた。恵美は家出少女。金もなく、行く当てもなく、スリをやって生活していたのだ。が、今日は祐治にその商売の邪魔をされて一円の収入もなかった。だからその責任をとれとヒツコク彼に迫り、アパートまでついてきたのだ。そして、一晩だけの約束で泊めた筈だったのが、それからずっと彼女は祐治の部屋に居座った。二人とも家庭というものに飢えていたので、家庭ごっこみたいな生活をしながら、いつしかその中に安らぎを見つけていた。しかし、ある日突然、恵美が消えた。祐治は気違いみたいに彼女を探し回ったが全て徒労におわった。仕方なく彼は電車の痴姦に全力を注いだ、パカみたいにだ。一年もの間、恵美はいったいどこにいたのだろうか・・・・・・。スナックでは梅田が結婚するという佐々木をからかうように、痴姦して知り合った人妻・岡本香織の場合を話して聞かすのだ。その人妻・香織は、とにかくセックスというものが好きで、夫を愛していても浮気はするものだと言って激しく、梅田を驚かした。だから、女房には気をつけろよという梅田。あんまり馬鹿々々しい話に外へ用足しに立つ佐々木と祐治は婦人警官に注意された。夜が明け始める頃、酔払った香織が現われ梅田の話のメッキが剥がれそうになる。だから、たった今話していた黒いコートにサングラスの女が満員電車の中で、梅田にコー卜の前を開けて見せる。裸だ。目の前の乳房がゆれる。彼は車内で女を抱いた・・・。どうやら、この話も彼の作り話のようだ・・・。実は、徳田は一度も痴姦をしたことがなかったのである・・・。人妻・香織はアパートの隣室の奥さんで彼が密かに思いを寄せている人だ。だが、いきがかり上梅田は明日の朝、佐々木と祐治の前で、痴漢のテクニックを披露することになった。車内には偶然、立ちションを注意した婦警が乗っていた。そして、そうとは知らない梅田は彼女にチョッカイを出そうとしていた。万事休す。梅田の腕に手錠がガチャリ・・・。初めての痴漢だというのに・・・。痴姦をしたいと思うのは男のオモイである。そんな人々で一杯の電車が今日も走っていく・・・。(C) OP PICTURES / 痴漢電車 乳房がゆれる
OPお宝映像ドラマ一ノ瀬まみ井上華菜大蔵映画小林悟成人映画氷室真由美痴漢電車・バス