本番狂い
貿易会社の社長有三は、二年前に後妻の雪江を迎えた。死んだ母を忘れられない一人息子の高校生ひろしは、そのころから暴走族の仲間に入って非行をつづけるようになった。大学受験も控えている息子の前途を心配した有三は、家庭教師をつけて勉強をみてもらうことにした。ひろしの家庭教師に選ばれたのは、女子大生の愛子だった。成績もよく美貌の彼女は、すでに一流企業への就職も決まっていた。クラスメイトの恋人竜介はまだ就職が決まらないどころか、取れていない単位もあった。二人が飲みにいった夜、竜介は愛子を送って部屋に立寄った。きちんと片づいている部屋で見るエプロン姿の彼女は、学校で見るよりも女を感じさせて彼を興奮させた。そして我慢できなくなって抱き寄せ、体を求めた。愛子は高校生のとき先輩に犯されそうになったことがあり、以来男を嫌悪していたが初めて竜介に体を許した。竜介は狂ったように愛撫しながら貫いて果てたが、彼女の股間が真紅の血で濡れているのを見て驚いた。愛子は本当に汚ない処女だったのだ。竜介は愛子にあやまった。愛子がひろしの家庭教師になって数ヵ月が経った。ひろしはまだ暴走族で夜になると爆音を立ててナナハンを走らせていたが、愛子の心のこもった指導で学力は第に上昇していた。愛子は勉強の合間にはピアノを弾いて聞かせて情操教育にも気を遣っていた。そうしたある土曜日の午後、なにか悩んでいる様子だったひろしは、突然愛子を押し倒して愛を告白した。そしてセックスを教えてほしいと真剣な表情で求めたが、愛子は強く拒んだ。ひろしは彼女のことを思って勉強が進まない、抱いてくれたら先生のいうことをなんでもききます、というので、愛子は「暴走族から抜けることはできないでしょう」とたしなめた。だが、ひろしは暴走族の仲間から幾度も呼び出されたがそれを断わり、愛子への愛のために仲間と縁を切った。そして約束を守ったからと改めて体を求めた。恋人の竜介の激しい愛を受け入れて燃える夜もある愛子は、ひろしの求愛に思い悩んだ。しかし、約束を守ってくれた彼を裏切ったらまた暴走族に戻ってしまうかもしれない。彼女はひろしの前途を思って、彼の前で服を脱いだ。異常なまでに欲情したひろしも全裸になり、荒々しく抱きしめると体じゅうの熱いものを彼女の中に叩きつけるように注ぎこんだ。ひろしの父有三は、息子が愛子のお陰で暴走族からも離れて勉強にうちこむようになったのを喜ぴ、彼女を料亭に招いてもてなしてくれた。そればかりではなく見事なルビーの指輪と謝礼として百万円の現金まで差出した。すすめられた酒で快く酔っていた彼女は思ってもいなかった謝礼を断わったが、その手を引き寄せた有三は激しく拒む彼女を凌辱してしまった。(C) OP PICTURES / 本番狂い
2022.12.24
OPお宝映像ドラマ南野千夏大蔵映画女子大生家庭教師島田さとみ成人映画矢竹正知神山洋子赤城玲子