痴漢白書

日向千恵美は、大好きな彼・健一にも体を許せずにいる潔癖性の女子校生。ある朝、千恵美は痴漢に遭い、大声を上げその男を警察へ突き出した。それを横目に会社へ急ぐのは、初恋の男が忘れられないＯＬ・朋子。次の日、朋子は初恋の頃の思い出の場所に来ていた。そこへ千恵美を抱こうとして拒絶された健一がやってきた。 ／ 新・痴漢白書4

「痴漢盗撮」専門のＡＶ監督杉村。彼は、趣味と実益を兼ねて低迷気味のアダルト業界で日銭を嫁いで暮らしていた。そんなある日、痴漢のターゲットになったのが、セックスがどんなものであるかも知らず１８年間を全寮制の学校で厳しく育てられてきた、ある旧家のお嬢様・美緒。感じるということをはじめて体感した彼女は、自分の体の変化に驚きつつ、もう一度教えて下さいと杉村を追う。 ／ 新・痴漢白書3

どんな男とベットを共にしても、いつも不完全燃焼に終り、常に欲求不満のイケない女・菜月。高校時代の体験から、自分の性器にコンプレックスを持ち、セックス恐怖症になった女・康恵。そんな二人が暮らすアパートでは、常に菜月が男を連れ込み、ＳＥＸ三昧。それを見守る康恵もストーカーに追っかけられ、悩みの解消の糸口さえ見つからない。 ／ 新・痴漢白書2

ピンク映画の監督・三上が新作のヒロインに抜擢したのは、助監督時代に一度だけ一緒に仕事をした事がある河野マコト。彼女は優しくて美人、三上が憧れるマドンナでもあった。あれから５年・・・。一段と魅力的になって現れたマコトをまえに、熱い想いが甦る。マコトも三上が監督になった事を我が事のように喜んだ。マコトに手渡された台本のシチュエーションは、あまりにも彼女自身の私生活と似通っていて・・・次第に撮影と現実がマコトの中で交錯し、徐々に彼女の心に傷を刻んで行く。 ／ 痴漢白書10

スナックで働くサヨコは、奇妙な痴漢に遭う。電車を降りても後を尾けて来た挙げ句「１０万円払うから付き合ってくれない？」その夜、親友のマチコに事の一部始終を電話で話すサヨコ。受話器の向こうにリュウイチがいるのを承知の上で・・・。マチコとサヨコは、お互いにリュウイチと肉体関係を持つ恋敵。その微妙なバランスが変化し始めた頃、マチコが例の痴漢に声をかけられる。 ／ 痴漢白書 劇場版Ⅱ

相田みゆき、２４歳。職業はナース。彼女は商社マンの幸一と婚約、アメリカでの新生活を控えて慌しい日々を送っていた。しかし、愛しているはずの幸一と会っても、何故か燃えきれないみき・・・。そんなある日、彼女は電車内で痴漢に遭遇する。痴漢の指に感じてしまいながらも、みゆきは何とかそこから逃げ延びる。数日後、急患が勤務先の病院に担ぎ込まれるが、みゆきはその男の顔を見て愕然とする。何とその急患・倉持こそ、みゆきが遭遇した痴漢だった！ ／ 痴漢白書8

毎夜、「ルビー」という名の女性とパソコン上で語り合う事と、痴漢行為をする事・・・それが宏の日課だった。ある日の痴漢行為の最中、珍しい石を落として逃げ去った女性に何故か心惹かれる宏。その夜「ルビー」から「今朝痴漢に遭って、研究所に持ってゆく大切な石をおとした」というメッセージが・・・。宏は石の裏に貼られたラベルを頼りに、「ルビー」に石を届ける。現れた女性・美保は勿論、あの日に自分が痴漢行為に及んだ女性だった・・・。 ／ 痴漢白書6

売れないミュージシャンのタギルは、引きこもりがちな弟を学校へ行かせるために毎朝バス停まで送る、憂鬱な日々を過ごしていた。渋々バスに乗っていた弟。ある日彼は車内で痴漢騒ぎを起こす。それが学校にバレ、タギルは被害者の女性・美穂に詫びる事に。ところが、美穂は痴漢されることが嫌ではなかったと言う。元来、登校拒否症だった美穂は「いつもどうして良いか不安だから・・・。誰かに抱きしめて欲しくて・・・。」とその胸の内を明かす。タギルは美穂のその言葉に触発され、痴漢の世界に深くのめり込んでゆくが・・・。 ／ 痴漢白書3

ある日の魔人電車の中、旅行会社勤務の田代良平は、憧れのＯＬ・水谷葉子の尻に偶然触れてしまった。興奮さめぬ良平に声をかけてきたのは、彼を同業者と勘違いした痴漢のベテラン・羽生田だった。良平に同情した羽生田は、立派に葉子を痴漢させようと決意。仲間を集め、前代未聞の実践授業が始まった。だが、そんなある日、慰安旅行の幹事となった葉子が良平の会社を訪ねる。二人は仕事を通じて次第に仲良くなるが、それを裏切りと勘違いした羽生田らは、葉子に自分達の関係をバラしてしまった！ ／ 痴漢白書

ブライダルサロンに勤める矢部はある日の通勤途中、満員電車の中で痴女に遭遇する。ズボンのジッパーを引き下ろされ、その中に忍び込んでくるしなやかな手。緊張感と快感の狭間で翻弄される歓び・・・。顔は見えないが、彼女の耳にはパールのピアスが光っていた。

受験を終えた美保。彼女は数学の成績が上がらず、家庭教師の吉本にみっちりと指導を受ける日々を送っていた。何故、成績は上がらないのか？美保は吉本とのＳＥＸを妄想してしまい、勉強に集中出来ずにいた。一方、遊び呆けている様にみえる友人の由美は何故か成績が良かった。ある日の放課後、美保は由美が同級生とＳＥＸする姿を目の当たりにする。呆れる反面、それを羨ましく思う自分に戸惑いを感じた。帰宅途中の電車の中、美保は中年男性に痴漢される。お尻を撫で回す手はゆっくりと股の付け根、そして白いパンティーの中に滑り込んできた。困惑する美保。友人の由美が痴漢を撃退するが・・・。 ／ 痴漢白書4

真面目だけが取り柄のサラリーマン・一郎にとって、それは掛替えの無い宝物、自分の命よりも大切なもの。ある日、満員電車で痴漢の現場に遭遇するが、気の弱い一郎は眠り込んだふりをしてしまう。彼のバッグの中には痴漢にあっていた若い女性のポケベルが転がり込んだとも知らずに・・・。後日、ポケベルにメッセージが入る。それはポケベルの持ち主・風子が送ったもの。そのメッセージに誘われて一郎は生まれて初めてキャバクラを訪れる。そこで一郎は自由奔放な風子と接し、久しぶりに心がときめくのだった。 ／ 痴漢白書7

パンティの愛好家・芹沢祐輔。そんな彼の憧れの女性・相沢千恵が自殺を図った。幸い命は取り止めたが、記憶喪失になってしまった千恵。おまけに枕元には、恋人の名乗る男・時宗誠が。憮然とする祐輔に「俺たちは仲間」と告げる誠。そう、彼は足の爪をこよなく愛するツメフェチ男だった。偶然見掛けた千恵の爪に一目惚れした誠は、恋人と偽り爪を切る機会を伺っていたのだ。一方、パンティだけといわず、その奥もモノにしたい祐輔。お互いの目的の為、妙な共同戦線を張ることになるが・・・。 ／ 痴漢白書2